アルバイトスチューデンツ
2015年10月23日

大人に求められる大学生のあり方

学業を満足にこなし、アルバイトも満足にこなすことは可能なのか
編集部

大学生を困らせる二つの言葉

大学の講義や親の話を聞いていると、こんな言葉が出てくる。「学生の本業は勉強だ」。そして街を歩いていると、飲食店の張り紙に、手書きで汚く書かれたこのような文字を見かける。「大学生、アルバイト求む!」。学業を求めるのも労働を求めるのも、どちらも同じ大人であるが、単純に考えてこれらは矛盾していないだろうか。両方の声に、同時に満足に応えることは非常に難しだろう。大学は人生の夏休みなんて言葉もあるが、とんでもない。特に理系の大学生なんかはレポートや課題に追われる日々である。 世の中、正解の無い課題なんて山ほどある。しかしたとえ正解がなくても最善策を考えることは可能である。そこでこの課題に対して、双方の大人が、そして当人である大学生がより満足できる最善策を考えたい。

大人が求める大学生

それでは、大人の求める大学生のあり方について考えてみる。

学業を優先せよ

ではまず、大学や親の、勉強を促す立場の声に耳を傾けてみよう。 親としては立派な社会人になってもらうために子供を大学に通わせ、そして大学としても立派な大人になってもらうため、そして義務教育でも無い大学に高額な授業料を支払っている家庭のためにも、善意を込めて「勉強をしろ」と言ってくるのだろう。そういった大人のその思いには答える必要があるし、知識をつけること、知識をつけようと模索し勉強することはとても大切なことである。ギリギリでも、ただ卒業に必要な最低限の単位を取ろうとするだけでなく、勉強すること自体に意味があるのだ。

アルバイトをしよう

次に、活気ある労働力を求めている、企業の声に耳を傾けてみよう。 おそらく企業の立場からすると、若くて体力のある大学生を雇いたいはずである。特に飲食店なんかは、家庭を持っている主婦が働くことのできない、夕方から夜にかけて人手が欲しいのであろう。またクリエイティブな企業でも、感受性豊かな大学生を雇いたいというところがあるだろう。 大学生の立場からしても、就職活動をする前にいわば「職場体験」ができるわけであり、それでお金をもらえるわけであるから、アルバイトはやるべきだ。

アルバイトの選び方

そして最後に、大学生の立場の話をしよう。 大学生にとって勉強もアルバイトも等しく必要であるとわかった。そして遊びたい気持ちももちろんあるし、打ち込みたいことがある人も多いだろう。 そんな中で勉強もアルバイトも満足にこなすために重要なことは、アルバイトの選び方である。アルバイトの中には「学業優先」を掲げて募集しているところがあるし、今ではネットでいろいろなアルバイトの評判や待遇を調べることができる。近くにアルバイトをしている友達や先輩もいるだろう。また、大学側がアルバイトを紹介してくれる場合もある。情報を最大限に利用し、大学の忙しさや課題の量を加味して考えれば、自分に最も合ったアルバイトが見つかるはずである。また、打ち込みたいことをアルバイトで行うという選択肢もある。 大学の授業や与えられる課題の量は変えられないが、アルバイトは自分で選ぶことができる。変えられる環境と得られる情報を最大限に利用し吟味することが、この課題に対する最善策ではないだろうか。

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